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先天性眼瞼下垂とは?
先天的な要因で起こる眼瞼下垂
先天性眼瞼下垂とは、先天的な上眼瞼挙筋(瞼を挙げる筋肉)の発達異常や、上眼瞼挙筋を支配する神経の異常などの先天的な要因で起こる眼瞼下垂です。
片眼性と両眼性がありますが、多くの場合、片方のまぶたで生じます。
先天性眼瞼下垂は視力の発達に影響する場合があり、目が開きにくいため稀に弱視になったり、斜視になったりすることがあります。
こんな症状はありませんか?
- 黒目がまぶたで隠れている
- まぶたが開きにくい
- いつも顎を上げている
- 眉毛を上げてものを見る
など
このような症状がございましたら、生駒市のなかにし形成外科クリニックへご相談ください。
先天性と後天性の違い
先天性眼瞼下垂は“生まれつきの眼瞼下垂”
先天性眼瞼下垂は“生まれつきの眼瞼下垂”で、先天的に眼瞼挙筋が正常に機能してなかったりする場合に起こります。
後天性眼瞼下垂は後にまぶたが垂れ下がってきた状態
一方、後天性眼瞼下垂は後にまぶたが垂れ下がってきて起こる眼瞼下垂で、主に加齢による筋力低下や皮膚のたるみ、ハードコンタクトレンズの長期使用、パソコン・スマートフォンによる目の酷使などが原因で起こります。
先天性眼瞼下垂の治療
筋膜移植術の適応となります
先天性眼瞼下垂症の場合、上眼瞼挙筋(瞼を挙げる筋肉)の働きが弱かったり、機能していなかったりする場合が多いため、“筋膜移植術”という方法で治療することになります。
先天性眼瞼下垂症以外にも、挙筋腱膜がまったく動かないような重度の眼瞼下垂も適応となる場合があります。