- HOME>
- 眼瞼下垂の原因
眼瞼下垂のタイプ・原因
眼瞼下垂は大きく次のタイプに分けられ、それぞれで原因が異なります。
先天性眼瞼下垂
先天的な上眼瞼挙筋(瞼を挙げる筋肉)の発達異常、上眼瞼挙筋を支配する神経の異常などが原因で起こる眼瞼下垂です。
稀に弱視や斜視の原因になる場合もあります。
先天性眼瞼下垂の主な原因
- 上眼瞼挙筋の発達異常
- 上眼瞼挙筋を支配する神経の異常
- 上眼瞼挙筋の欠損
など
後天性眼瞼下垂
これまで問題なくまぶたを挙上することができていたにも関わらず、加齢、ハードコンタクトレンズの長期使用、目をこする癖などが原因で起こる眼瞼下垂です。
上眼瞼挙筋が瞼板に付着する部分の挙筋腱膜が緩むことで起こり、眼瞼下垂の種類のうち、最も頻度が高いものとされています。
後天性眼瞼下垂の主な原因
- 加齢
- ハードコンタクトレンズの長期使用
- 目をこする癖
- パソコン・スマートフォンによる目の酷使
- 白内障手術・緑内障手術の影響
など
偽性眼瞼下垂
上眼瞼挙筋に問題はなく、実際にまぶたが上げづらいわけではないものの、まぶたの皮膚がたるんで眼瞼下垂のように見える状態です。
「まぶたが重い」「目が開けづらい」など、眼瞼下垂と似た症状が現れることもありますが、眼瞼下垂とは区別されます。
偽眼瞼下垂の主な原因
- 眉毛下垂
- 眼瞼痙攣
- 眼瞼皮膚弛緩症
- 眼瞼内反症
など